日本でいち早くMoneythorソリューションを導入した大垣共立銀行は、デジタルチャネルを通じた顧客エンゲージメントの革新的な方法を継続的に模索しています。今年のハロウィンには、Moneythorプラットフォームを活用し、ゲーミフィケーションを活用したタイムリーなイベント “ハロウィンキャンディ収集イベント”を実施しました。残高や明細の確認以外のタイミングで銀行アプリへのログインを促してユーザーに直接お祭り気分を楽しんで頂くと同時に、銀行アプリとユーザー間の双方向性を積極的に促進しました。
ユーザーはMoneythorのAI駆動型コンテンツを通じて、パーソナライズされたレコメンド(ハロウィンのゲーミフィケーション)が銀行アプリから提供されました。
従来のプッシュ通知とは異なり、“レコメンドの表示”→“詳細の開封”→“ゲームプレイ”という多段階のエンゲージメントプロセスを経ることにより、銀行はどのユーザーがどの段階までプロセスを経ているか把握できると共に、ユーザーはゲームによる満足感と報酬を得ることができました。
ハロウィンゲームは提供開始当初から高いエンゲージメント率を達成しました。 ゲームのレコメンドを見たユーザーの約50%が詳細閲覧をクリック。この数字は世界的にも極めて高い数字であり、更に詳細閲覧ユーザーの57%がゲームプレイへ移行、結果として約7,000人のユニークプレイヤーと30,000回以上の総プレイ数を記録しました。これらのコンバージョン率はハロウィンというタイムリーなテーマの訴求力だけでなく、Moneythorが強みとする、インタラクティブな提供方式が高いユーザー参加率を促進する効果を浮き彫りにしました。
また、ユーザー評価も非常に良好で、評価を行ったユーザーの58%(732/1,258)が好意的な反応(「超いいね!」「いいね」)を示しました。
フィードバックからは高いユーザー満足度が確認され、時節的テーマ・インタラクティブなゲームデザイン・パーソナライズされたレコメンドの組み合わせが一歩先の顧客体験を生み出したことが裏付けられました。
主なポイント:
- ゲーミフィケーションがエンゲージメントを促進:レコメンドを単なる通知でなく、インタラクティブ(双方向)体験に変えることで、積極的な参加が増加
- 時節的テーマの重要性:ハロウィーン等の文化的イベント等、時期に合わせたキャンペーンは、ユーザーの好奇心と興奮を捉えます
大垣共立銀行のハロウィンキャンディ収集ゲームは、金融機関が従来の金融サービスの範疇を超え、顧客を喜ばせ関与させる方法の一つの方向性を示しています。AI駆動のパーソナライゼーションとお祭り気分を盛り上げるゲーミフィケーションを融合させることで、大垣共立銀行は既存顧客との関係を強化しただけでなく、デジタルバンキングにおける今後の季節キャンペーンのベンチマークを確立しました。
